私の住んでいるグループホームで新しく施設をオープンしたらしい
実は写真も動画も大嫌い
ブログやプロフィールにも書いてある通り、私は今、精神のグループホームに住んでいる。そのグループホームで新規の施設がオープンしたらしい。ありがたいことにそこのYOUTUBEの宣伝に出演してほしいとお誘いがあった。私は今ばんばん顔出しで写真をとってもらってグループホームのSNSにもよく登場している。だが、本来すごく写真もビデオも苦手だ。ただ、ここから何かもつながるかもしれないし、以前に住んでいたグループホームで比較的信頼していた主任さんの言葉で「あえて嫌いなことに挑戦してみるとか、興味ないことも挑戦してみたら」の言葉で実行していい結果に繋がったこともあり、それもあり実行している形だ。お誘いがあって本来は嬉しいはずなのに私のうつなのか自閉の特性なのか、はたまた持って生まれた性格かへんな考えがぐるぐる回ってしまった。その考えは私のホームページの自閉あるあるにイラストとして描いていますのでよかったら下記から私のホームページにも遊びにきてください
期待と不安の撮影場所の施設に到着。なんか撮影用の機材めっちゃあるし・・・
さてそのYoutubeのお誘いがあって数日後、いよいよその日がやったきた。私のすんでいるホームにサービス管理責任者の方がお迎えに見え、いよいよ撮影場所に到着。YOUTUBEの撮影ということもあり、私が思ったより物凄く本格的な機材が用意されていた。ここで私の思考は2つだった。「いいブログのネタ、いいイラストのネタになりそう」「やばいぐらい緊張しそうだし・・・」の2つだった。そしてリポーターはなんか凄くお綺麗なドイツの方だった。これも緊張が重なる。余談だが、このドイツの方は私がすごくお世話になっているサービス責任者の方の家族にホームステイにきている方らしい。
ちょっぴり撮影は押してしまい、スタート時間が遅れた。他の利用者さんが撮影している私は緊張と眠気のこのブログ内容を考えたりと頭の中は大渋滞だった。
いよいよ私の出番、あれ、俺って俳優だったっけ?
そうもこうもしているうちについに私の出番が回ってきた。いろいろな準備が終わり、照明が私にいっぱい向けられ、なんか高そうなカメラも私に向けられている。隣にはリポーターが。あれ?あれ?俺って俳優の仕事してったっ?芸能人だっけ? と思わず錯覚しそうであった。
リポーターから質問がとんだ。
リポーター「何が楽しいですか?」
私「あ、はい、えっと、これが○○でこうで精神も安定してモダンなおしゃれな作りでとても楽しいです」
緊張しすぎて、おい!お前は評論家か!!と思う位にわけわからない言葉がでてしまった。そして終わった後に自分のわけわからない言葉を思い出して吹き出してしまった。
そして今このブログを書きながらしまったと思っているのが、まったくリポーターの方に目を合わせていなかった。目を合わせれないのもちょっとばかり障がいの特性も合わせもっているかもしれないが、今回に関しては緊張が一番だろう。なんか凄く感じ悪く映ってないか心配だ
二つ目の撮影シーン 改めて机に向き合うと照れるし・・・
やはり福祉施設ということもあり、相談しているシーンも撮ったのだが、そこにも私の出番がやってきた。非常にお世話になっている私が不穏になったときにいつも話を聞いてもらっている責任者、いっぱい話をしたけど、こうやって改めて面と向き合うとなんだかとても恥ずかしい。そのうちお話をサービス責任者の方から上手に話題をだしてくれたのでここはすんなり、撮影はおわった。
これって私だけ?めぐり逢いやらなんやらでけっこう貴重な体験が出来て良い経験になりました。
さてそんなこんなで撮影も終わり、帰宅までの道を責任者の方に車で送ってもらったのだが、その車の中でホームステイのドイツの方と少しお話もしたり、それも含めて凄く貴重な経験が出来ました。
後から、責任者の方に僕ともお話ができて楽しかったと言ってくれていたみたいで、その時は結構精神が不穏であったが少し平穏な気持ちを取り戻した。なんだかこの出会いが「一期一会」という言葉がっぴったりだ。そうだ、今度はその人にイラストをプレゼントしよう。一期一会という言葉を添えて。
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